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県内の高校生が、生き物のつながりや社会の問題など、多彩なテーマについて取り組んだ研究の成果を発表する会が、沖縄市で開催されました。

この発表会は、生徒が自ら深めた研究を発表し、大学教授や有識者からアドバイスを受けることで、新たな発想を得て発信することを目的に、県教育委員会などが開催し県内から13の高校が参加しました。

動植物の生態系や、子どもの貧困、健康で長生きするための工夫など、社会のさまざまな問題をテーマに35の活動が発表されました。

読谷高校の生徒は「男女共に全国1位で長寿県沖縄として知られていました。なぜ沖縄はここまで順位を落としてしまったのか。その大きな理由は生活習慣病やその合併症による死亡率の高さです。」と説明しました。

それぞれのチームが、ブースの前で成果を発表すると、有識者らが、生徒たちに研究内容について具体的な助言や質問を投げかけていました。高校教師は「高校生が色々な取り組みをしていて色々なアイデアを持っていていろんな視点から色々考えているのが分かってびっくりしました。」と話しました。大学教授は「何かしら大学と一緒にコラボできるともっと両方でももっといいかなと思って」と話しました。

県・学校教育課は、「これまで、普通高校の探求活動を発表する場がなかったので、今後も続けていきたい」と話していました。