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沖縄戦の激戦地で平和について学びました。

2025年9月5日に開幕するU-18野球ワールドカップに出場する日本代表選手たちが、糸満市の平和祈念公園を訪れました。

この取り組みは、終戦から2025年で80年を迎えるのを機に、生徒に沖縄の歴史や平和を求める心について考えるきっかけにしてほしいと県が行っているもので、これまでに、アメリカや台湾など3つの国や地域の選手が訪れていました。

野球U-18日本代表のメンバーが訪れた糸満市の平和祈念公園では、「平和の礎」について糸満高校3年の伊敷妃菜さんが、毎年、追加刻銘があることや、名前が判明しない人も生きた証として続柄で刻銘されていることなどを説明しました。また、別のガイドや「全学徒隊の碑」について説明し、選手らは、沖縄戦の実相について触れていました。

阿部葉太主将は「きょうの機会を気にまた野球だけじゃなくて海外の人との交流だったりとかそういったところも大事にしながら戦っていきたいなと思います」と話しました。

平和祈念公園から戻ってきた選手らは、2025年9月3日午後から那覇市で練習に臨みコーチ陣から指導を受けながら大会に向けた調整を行っていました。