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伊江島補助飛行場の滑走路補修工事が完了したとして12月15日、式典が開かれました。一方でアメリカ軍はQABの取材に対し「工事完了後も嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を継続する」と回答しています。

アメリカ軍は伊江島補助飛行場の滑走路劣化を理由に補修工事を行っていましたが、12月工事が完了しています。

12月15日行われた式典では、アメリカ軍のC130輸送機が伊江島補助飛行場へ着陸。海兵隊太平洋基地のウォルフォード司令官は伊江島補助飛行場が完成したことで「米軍と自衛隊の共同訓練など幅広い訓練が可能となった」と話しました。

一方で伊江村は「運用再開後の安全対策について現時点で確認ができておらず、村民の感情に配慮をした」と式典を欠席しています。

アメリカ軍は、伊江島補助飛行場の滑走路の状態を理由に2023年からパラシュート降下訓練を嘉手納基地で強行してきましたが、QABの取材に対し「伊江島での工事完了後も運用上必要な場合は嘉手納基地での訓練を継続する」と回答しています。

軍によりますと、伊江島でのパラシュート降下訓練は12月17日から3日間予定されているということです。

玉城知事はけさ報道各社に対し「嘉手納基地でパラシュート訓練が行われることがないよう要望したい」としています。