きのう本部町と今帰仁村を舞台に行われた、モータースポーツ「ラリーチャレンジ」です。タイムを競う自動車レースですが、そもそも「ラリー」とはどんなものなのか、そしてその魅力とは何なのか、迫力ある映像とともにご覧ください!
磨いてきたドライビングテクニックを競い合うトヨタガズーレーシング ラリーチャレンジ。今年で沖縄での開催は3回目で認知度も熱気も高まってきています。
観戦者(本部町から)「車が好きなので(地元を)走ってくれるとうれしいです」
観戦者(青森県と北谷町から)「私は普段モータースポーツはほとんど興味がないんですけど、スポーツ全体は好きで、きょう初めて見たら一般で普通に走っている車がアグレッシブな走りをしているのを見て、ちょっと好きになっちゃうかもしれないと思いました」
観戦者(本部町から)「見られて最高(ラリーを)やりたいです」
このラリーチャレンジは、プロドライバーでなくても出場することができ、この人の姿も。
「ひーぷー」こと、真栄平 仁 選手「去年から参戦しているんですけど、めっちゃ楽しいです。緊張感がめちゃくちゃある。アドレナリンが出まくる!楽しいです」
そもそも「ラリー」とは一般の公道を使って行なわれるモータースポーツで、道路を閉鎖したスペシャルステージと呼ばれる競技区間で1台ずつタイムを計測し、順位を競います。
スペシャルステージは数か所設けられ、その間の移動は公道を交通ルールに従って走行します。この移動区間は「リエゾン」と呼ばれ、きのうはコースとなった本部町や今帰仁村では街中でラリーカーを見かけた人も多いかもしれません。
うるま市出身のレースドライバー・翁長実希選手はラリーの魅力を、こう話します。
翁長実希選手「レースよりも対象物がすごく近い、一本しかないような林道を走るので、壁だったり木だったりの本当に近くを走るので、体感速度がかなり早く感じる。その中で行く度胸とかスリルが味わえて」
そしてこのラリー競技で鍵を握るのが助手席に座るもう一人、略して「コドラ」と呼ばれることも多いコ・ドライバーです。
翁長選手のコ・ドライバー 真栄田雄貴選手「ミスなく安全に、いかにドライバーと車をゴールまで届けるかがコドラの役割。自分の言った通りに動いてもらってうまく走ってもらえた時はすごく達成感がありました」
ドライバーに指示を出すコ・ドライバー。その手に持つのがペースノート。事前にコースを下見して、その距離や、ハンドルを切る角度やタイミング、危険個所といったコースの特徴などを記しています。競技中にこのノートを助手席から読み上げることでドライバーはコースを目で確認して運転するよりも速く、思い切った運転が可能になります。
翁長選手のコ・ドライバー 真栄田雄貴選手「きのうもペースノートを夜中2時くらいまで作成して挑んだんですが、気持ち良く走れたかなと思います」
翁長実希選手「そこまで作りこんだからこそノートやコドラを信じて走ることができたので、そこは私の中では喜びは大きかったです」
今回は37台の車が出場し、ファンを沸かせたラリーチャレンジ。翁長選手はラリーを含め、モータースポーツの魅力を広めたいと話します。
翁長実希選手「本当は車はこれだけのポテンシャルがあって、もっと人を笑顔にさせることができるようなものなんだというのを多くの方に知っていただきたい。そこをもっと私たちが発信して車って楽しいんだよ、こんなにすごいものなんだ、というのを巻き込んでみんなでモータースポーツを盛り上げていきたい」
年々熱気も増しているラリーチャレンジ。この沖縄での大会が今シーズンの開幕戦でこれから1年かけて全国で開催されていきます。ドライバーや車はもちろん、コ・ドライバーの活躍にも注目してみてください!
