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2024年に県内で制作されたテレビや新聞などの広告で、優れた作品を表彰する「沖縄広告賞」の展示会が那覇市で開かれています。

「沖縄広告賞」は、広告への理解や知識を深めてもらおうと始まったもので沖縄県立博物館・美術館では9月2日から、受賞した47作品の展示が行われています。

5月に行われた表彰式では、17部門181点の応募の中から琉球新報社が制作したドラマCMが総合グランプリに選ばれていて、会場では過去130年分の記事の中から厳選した実話を映像化した2作品の上映が行われています。

ほかにも、廃業の危機に直面した畜産農家の現状を伝える新聞広告や新しく建て替えられた普天間小学校の壁に、児童や教員らおよそ600人がガジュマルの木を描いたプロジェクトなど様々な形態の広告作品が展示されています。

沖縄広告協会・嶺井泉輝事務局長「今回の広告賞展でいろいろな作品の作り手に触れていただくことで今後広告に対する見え方やとらえ方が少しずつ変わってくるのではないか」

この展示会は9月7日まで開かれています。