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「地元の支援と理解が重要」だとして直接、説明に来たということです。在日アメリカ大使館の臨時大使代理が2023年10月24日、石垣島を訪れ市長と面談しました。

陸上自衛隊・石垣駐屯地での訓練視察のため11年ぶりに石垣島を訪れたのは、在日アメリカ大使館のレイモンド・グリーン臨時大使代理です。

グリーン氏は、2023年10月24日午前、石垣市役所で中山市長と面談し、10月14日から自衛隊とアメリカ軍が実施している日米共同訓練「レゾリュート・ドラゴン」について話しました。

そのなかで、グリーン氏は、台湾海峡をめぐる中国軍の動きが活発になっていることを触れた上で、「共同演習は抑止力の向上のために極めて重要であり、地元の支援と理解が必要」だとその意義を強調しました。

在日米国大使レイモンド・グリーン臨時大使代理は「(日米安保条約を)実現するために共同演習が極めて重要、地元のリーダーの支援と理解が極めて重要なので、市長と直接今回の演習の目的や内容を説明しに来た」と述べました。

中山市長は、「訓練内容は事前に説明があり、住民生活に影響がないようお願いをしている」と述べました。

また、中国が領有権を主張する尖閣諸島について市長は、「国際的にも歴史的にも日本の領土だと証明されている。守るという意味においてアメリカの協力を求めている」と伝えました。