※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

3年ぶりに行われた訓練、参加者は関係機関と連携しながら必要な手順を確認しました。

航空機事故が発生した際に、関係機関が連携して迅速な救助活動を行うための訓練が2月22日那覇空港で行われました。

訓練は、航空機が着陸後、炎上し、50人がけがをした想定で行われ、空港関係者や警察・消防・自衛隊などおよそ350人が参加しました。

濱元晋一郎記者は「けがの程度を向こうで3段階にわけ、適切な治療ができる場所に誘導していきます」伝えました。

事故を覚知した空港の消防隊員や関係者らは、乗客のけがの容体にあわせて重症や軽症に分けるトリアージを行い特設の救護所を設置し運び入れます。

参加者は、負傷者の状態を把握した上で駆けつけた医療関係者に伝えながら、乗客の照会を行い、取り残した人がいないかをチェックしていました。

那覇空港事務所・坂上昌彦空港長は「今回の訓練の練度を上げていく、さらに悪いところがないか点検をしてもらいながら対応していただくことになろうかなと思います」と話しました。

新型コロナの影響で3年ぶりに行われた訓練に、参加者は関係機関と連携しながら必要な手順を確認し、不測の事故に備えていました。