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待ちに待った3年越しの入学です。新型コロナの感染拡大で開校が見送られてきたかりゆし長寿大学校で入学式が行われました。

高齢者の生きがいと健康増進、地域の担い手を養成しようと設立されたかりゆし長寿大学校。入学希望者が殺到し、一時は、東大より狭き門だと言う人もいたほど高齢者に人気の学校です。

4月14日は30期生を迎える入学式が行われ女性62人、男性29人のあわせて91人の新入生が顔を揃えました。過去2年間は新型コロナのあおりを受けて開校することができず、3年越しの入学となります。

待望の学びの場の再開。新入生の皆さんに意気込みを聞きました!

最高齢健康福祉学科吉川文子さん(86)「健康に気を付けて、少しでも皆さんの役に立つようなことが学べればいいなと思っております」

生活環境学科中村史郎さん(70)「やっぱり今環境の問題が多いですから、勉強したいなと思ってこの学科を選びました」

生活環境学科比嘉一廣さん(73)「いろんな地域の方がいらっしゃっていると思うので、名前を知りながら、友達になっていきながら、情報交換できればいいかなって思っています。なんでもとにかく、チャレンジしてみたい」

そして、糸満市から通学予定のこのおふたりは夫婦で入学です。夫婦で入学地域文化学科大城英孝さん(71)生活環境学科美根子さん(70)「性格も違うし、趣味も違うし、いろいろ違うので、違ったところをお互いで学び合いたいなと思います。趣味が一番先で、コースを選んだので、自分が選んだコースをしっかり頑張りたいと思います」

入学した91人は来週から3つのコースに分かれて同期生たちと1年間、勉学に励むということです。


かりゆし長寿大学校 待望の入学式