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沖縄県の新型コロナ新たに28人感染 緊急事態の解除「難しい」 

新規感染者数は先週の同じ曜日の6月28日の人数を上回りました。県内では7月5日新たに男女あわせて28人が新型コロナに感染したことが分かりました。

7月5日新たに感染が確認されたのは、県の速報値で10代から80代までの男女あわせて28人で、前の週の同じ曜日より3人増え、県内の累計感染者数は2万1045人となりました。

年代別にみると最も多かったのは20代と30代で6人次いで40代の5人などとなっています。感染がわかった人のうち9人が感染者との接触を確認していていますが、残り19人は感染経路が不明です。居住地別に見ると最も多かったのは那覇市で16人、次いで、宜野湾市で3人などとなっています。

7月5日を含めた1週間あたりの新規感染者数は413人で人口10万人あたりだと28・31人となりました。またアメリカ軍から県に対して6人が感染したと報告がありました。

65歳以上のワクチン接種状況についてきのう時点で、1回目が終了した人は65.1%、2回目は29.6%となっていています。

県は7月5日の夜に専門家会議を開き、今後の対応について検討する予定ですが、県の関係者によりますと県の警戒レベル指標で療養者数など2項目が第4段階にあたる感染まん延期となっていて県が宣言解除の基準とする第3段階になっていないことから「解除の判断は難しい」と話しています。