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4月にアメリカ軍普天間基地から有害な有機フッ素化合物PFOSなどを含む泡消火剤が基地の外に流出した事故を受け、県は5月11日普天間基地で立ち入り調査を行いました。

この事故は先月10日アメリカ軍普天間基地から有害な有機フッ素化合物PFOSなどを含む泡消火剤が基地の外に流出したものです。

この事故を受け県は環境補足協定に基づき11日、普天間基地で立ち入り調査を実施しました。今回の立ち入り調査では国や宜野湾市も入り基地内の土壌に含まれる有害物質PFOSやPFOAの濃度を調べるため基地内の8カ所から土壌のサンプルを採取したほか4月にアメリカ軍が採取した格納庫付近の土壌、あわせて9カ所のサンプルを採取しました。

今回採取された土壌のPFOSなどの検査結果が出るのには2カ月程度かかるとみられており、県はこの結果で高濃度のPFOSなどが検出がされた場合、今後の対応を検討したいとしています。

米軍泡消火剤流出事故 県が基地内の土壌を採取