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新型コロナ「休校」で分かれる対応

政府による新型コロナウイルスの感染拡大、防止のための休校要請を受けて県内では、休校中でも児童を受け入れる小学校や休校措置を取らない学校など対応が分かれています。

3月3日から13日まで休校措置をとる浦添市の仲西小学校。浦添市では、急な対応のため、児童の保護者が仕事を休めないなどの現状を考え、休校中でも児童を受け入れる措置を全学年を対象に実施しています。

なお、児童の受け入れには昼食を家庭で準備する。検温や健康観察シートの提出などが条件となっていて、児童は教室で自主学習という形をとります。

一方、今回、休校措置を取らない県内6市町村のうち、石垣市の登野城小学校では、3日も通常通りの児童の登校風景が見られました。

約620人が通う小学校の宮良勝也校長は「市が休校措置をとらなかったことで教職員や保護者にも負担がなく良かった」としたうえで、各教室には消毒液を置き、手洗いの徹底などを呼びかける一方、休校措置要請後にスポーツ大会などで島の外に出ていた児童や職員には、2週間の自宅待機の措置を取っていると話していました。