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2019年10月に発生した首里城火災について、捜査を進めていた警察は29日、出火原因の特定に至らず事件性もないと発表しました。

警察によりますと、火元とみられる正殿北東部で回収した焼け焦げた電気配線のようなものを中心に、46個の証拠資料を科捜研に鑑定に出すなどして捜査を進めていました。

その結果、電気配線からショート痕のようなものが見つかりましたが、ひどく焼け焦げていたため、火元かどうかの断定には至らず、出火原因も特定できなかったということです。

また首里城公園内の防犯カメラを精査し、関係者に話を聞くなどした結果、放火などの事件性はないと断定し、捜査を終了すると発表しました。

首里城火災 出火原因特定できず