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県内で家畜伝染病のCSFいわゆる豚コレラの感染が広がっていることを受け、江藤農水大臣は沖縄のブタの固有種「アグー」について、隔離する検討を始めたことを明らかにしました。

江藤農水大臣「大切な大切な沖縄県の固有種と言ってもいいものでありますので、沖縄県の方々と相談して、しかるべき場所に隔離移転することを今、検討を始めています」衛藤大臣はこのように述べ、今後、県と意見交換しながら、隔離先の選定などを進めていく考えを明らかにしました。

豚コレラは8日水曜日にうるま市の農場で確認されて以降、これまでに4つの農場で感染が確認されています。感染が確認された農場とその関連農場の合わせて6つの農場でブタの殺処分が進められ、これまでに6882頭の殺処分が完了しました。そのうち5つの農場では全てのブタの殺処分を終えていて残る1つの農場についても14日中に終わらせる予定です。

同時に行われているブタの埋却作業についても14日中に終わらせる予定で、県は今後、豚舎の消毒など一連の防疫措置を速やかに終わらせたいとしています。