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「左耳聞こえない」 嘉手納の爆音107dB記録

激しい騒音を伴う戦闘機の訓練が連日行われている嘉手納基地。28日、ほとんど会話ができない107・1デシベルの爆音が観測されました。嘉手納基地では午前9時前から、戦闘機や空中給油機が数分おきに離陸。急上昇、急旋回を繰り返し、激しい騒音が続きました。

周辺自治体による調査が行われた「道の駅かでな」では、暫定配備中のF35戦闘機が6機連続で離陸した際、人の聴覚に異常をきたすレベルとされる最大107.1dBの爆音を記録しました。

北側の滑走路に近い屋良地区では。「(低空飛行の戦闘機)だぁ、もう聞こえないさ」同じ家の女性は、「毎日こんなですよ」「ここ(左耳)は全然聞こえませんね。(Q左は全然聞こえなくて?)突然ですよ、段々(聞こえる音が)小さくなってきて、最近もうあれですね。押さえたら小さく聞こえるんです、飛行機の音が」と話していました。

嘉手納町では騒音に対する苦情が過去最多だった2015年度の4倍近くに達するなど、被害は深刻です。