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6日上京した翁長知事は農水大臣に対しサトウキビ関連の要請などを予定していましたが自民党の協力が得られず、実現しませんでした。久田記者は農水省で「JAの幹部らが西川農水大臣への要請に入ります。自民党の国会議員の姿はありますが知事の姿は見当たりません。」とリポートします。

JA沖縄中央会の新崎会長らは7日午後、農水省で西川農水大臣と面会し、さとうきび農家の保護政策の維持などを要請しました。しかし6日夜から上京している翁長知事は党本部の窓口になっている自民党県連から「辺野古政策が反する知事は党として歓迎できない」として同席を断られ、さらに県が直接農水省に打診したものの日程調整は難しいと断られました。

その件について西銘衆議院議員は「仲井眞知事の場合は経験があって、県独自でガンガン日程も取れてましたけど、県連との関係修復からが先でしょうね」と話します。

そして翁長知事は「こちらからすると誠心誠意お会いする気持ちを伝えて、意見交換もしたいなと思っていますが、今の状況はあるがままを県民の皆さんや本土の方にも関心のある方にみてもらって、そういう中から物事がみえてくれれば良いな」と話しています。

辺野古反対を打ち出し現職に10万票の差をつけて当選した知事ですが、政権与党の自民党との溝が浮き彫りとなっています。