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三上アナウンサー「棚原さん、春になると新緑がきれいですが、この時期、海もあざやかな緑のじゅうたんが見られるんですよ。」

棚原アナウンサー「アーサですよね。僕も好きで、お味噌汁に入れたりしてよく食べますよ。」

三上アナウンサー「今、そのアーサが収穫の時期を迎えています。きょうのびVIVAうちなーむんは北中城で養殖されているアーサを取材しました。」

VIVA!うちなーむん 緑鮮やか「アーサ」

川村記者「沢山とれる。持って帰ってお味噌汁にしよう。見てくださいこれ私の今日の晩御飯です」

北中城村のみさき海岸。一面に広がった緑色の絨毯。ここで海の幸「アーサ」の養殖が行われています。北中城の海岸は、入り江で冬場の風の影響を受けにくいことから、アーサの拠点産地として、認定されています。今がちょうど収穫の時期。

棚原盛昌さん「(今8時ですけどいつもこの時間から?)速い時はもっと早くとれます。潮に合わせてアーサ取るから潮が満潮の時しか取れないですね。」

アーサを育てて20年。棚原盛昌(せいしょう)さん。

棚原盛昌さん「畑と同じなんですよ陸の畑と。毎日来て手入れする方がいい漂流物があみにかかってないか掃除したりして3時間は海にいます毎日」

VIVA!うちなーむん 緑鮮やか「アーサ」

アーサの収穫は、沖縄で最も寒い旧暦の1月から3月の半ば。満ち潮に合わせて船を出し、海に張り巡らせた綱を、船上の綱とり機で巻き取りながら、刈り取っていきます。

棚原盛昌さん「でもみんな海に入ったら健康になるからアーサ食べてみんな健康ですよ。(棚原さんの元気の源はアーサ?)アーサ。肌もツルツルするさ75歳ですよ。(張りがありますね)元気バリバリ。アーサのお陰」

カゴいっぱいに収穫されたアーサは1箱30キロで、収穫時期の今は、多い時で一日500キロにも及びます。収穫したアーサは、ネットに小分けし、専用の洗濯機で水分を取ります。そしてすぐにマイナス20度の冷凍庫へ。アーサは冷凍で1年間保存することができます。今回は特別にアーサの加工場を見せていただきました。

VIVA!うちなーむん 緑鮮やか「アーサ」

まずは生のアーサ。中には10人のスタッフが、ゴミや他の海藻などが混ざっていないか入念にチェックしていました。とても細かい作業です。こちらは乾燥アーサの加工場。除菌したあと広げながら並べ乾燥させます。生のアーサは学校給食、そして乾燥アーサはスーパーなどに商品として並びます。

養殖とはいえ強い日差しや雨風に直にさらされるアーサ。ただ放置しているだけではいいアーサはできないと棚原さんは言います。

棚原盛昌さん「やっぱりたまに来てやるのはダメですね何でも。いつも愛情込めて立派に育てないとね元気なうちはやりたいね。あと何年元気かハハハ」

では、今週も野菜ソムリエの大城しま子先生にアーサを使った簡単おいしいレシピを紹介して頂きます。

大城しま子先生「今日はアーサとエビを使ってクリームパスタを作りたいと思います」

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材料は、生のアーサ、エビ・玉ねぎ・にんにく・などです。

その間に、フライパンにオリーブオイルをひき、みじん切りにしたにんにく、たまねぎ、エビの順で炒めます。エビの色が変わったら、白ワインを入れたら強火にし、生クリーム、牛乳、アーサを入れ、塩こしょうで1分。

大城しま子先生「アーサは食物繊維とミネラルが豊富な海藻類です。」

春の訪れを感じる、アーサのクリームパスタの完成です。

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