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新型インフルエンザの疑いのある搭乗者が、那覇空港国際線の検疫で見つかったと想定した対策訓練が、21日、那覇市内で行われました。

この訓練は、従来のインフルエンザウイルスに比べ、致死率が高いといわれる新型の鳥インフルエンザウイルスが、アジア地域で発生していることを受けて、那覇検疫事務所が関係機関に呼び掛けて行ったものです。

21日の訓練では、アジアを観光して帰国した人が発熱を訴え、医療班が検査したところ新型インフルエンザと判明し、専門の病院まで搬送する過程を実演しました。

那覇検疫事務所では国際線新ターミナルの使用開始を控えこれまで以上に新型インフルエンザ対策を徹底したいと話しています。