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戦争で多くの県出身者がなくなった南洋群島で、戦没者を供養し現地の人々との交流を深めようと5月26日朝、遺族らがサイパンに向け出発しました。

戦時中、南洋群島には5万人を超える県出身者が渡り、およそ1万3000人が亡くなりました。44回目となる墓参の旅には最高齢の94歳の遺族などおよそ50人が参加しています。

空港で行われた結団式で南洋群島帰還者会の平良善一会長は「お互い高齢で、参加者も少なくなったが、体力の続く限り続けたい」と挨拶しました。

一行は5月31日までの日程で、サイパンやテニアンを巡り、記憶を引き継ぐための案内板の設置に向けて調整するほか、関係者との交流を予定しています。