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10日に日本と台湾が尖閣諸島周辺の漁業権に関する協定を結んだことを受け、水産庁による説明会が12日、宮古地区の漁協を対象に開かれました。

説明会には宮古島、伊良部、池間の3つの漁協の代表らが出席しました。締結された協定は、日本の排他的経済水域内で台湾漁船の操業を認めるというもので、尖閣諸島を中心としたおよそ4500平方キロメートルを共同水域として設定。この水域を「法令適用除外水域」としています。

説明会終了後、取材に応じた宮古島漁協粟国雅博組合長は、「漁法などについても要望を出してあったんですけど、それが全く認められておりません」「これまで以上の船が押し寄せてくるでしょうから、いろんなもめごとであったり、漁具など、お互い被害があるんじゃないかなと思います」と述べ、不安を語りました。