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尖閣諸島周辺を含む日本の排他的経済水域で、台湾との漁業協定が結ばれたことを受け、4月13日、石垣市で水産庁による説明会が開かれました。

協定は、尖閣諸島周辺海域の一部について、台湾側の漁船も操業できるよう、日本政府が台湾側に大幅に譲歩した内容となっています。尖閣周辺海域は八重山漁協のマグロはえ縄漁の重要な漁場となっていますが、台湾漁船は船団を組んで操業するため、トラブルが懸念されています。

八重山漁協の上原亀一組合長は、「特にこの海域を主な漁場としている八重山漁協の組合員については、これは受け入れがたい」と話していました。

八重山漁協では県漁連や石垣市、県とともに、協定の見直しを要請していきたいとしています。