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2010年7月に返還された北中城村の泡瀬ゴルフ場が3月29日、地権者に引き渡されるのを前に26日夜、北中城村で説明会が開かれました。

泡瀬ゴルフ場は2010年7月に返還され、2012年3月には地権者に引き渡される予定でしたが、新たに金網などの廃棄物が見つかり、それらの調査や除去作業のため返還が遅れていました。

沖縄防衛局が開いた説明会には、地権者らおよそ150人が参加。防衛局の担当者からこれまで実施された不発弾の磁気探査や土壌汚染の調査で発見された不発弾や鉛、油などの除去作業の結果が報告されました。

アワセゴルフ場地権者会の吉村正夫会長は「村を自分たちで利用できるということに、特に、お年寄りの方々にとっては非常に感慨深いと思う」と話しています。

今後の跡地利用は、ショッピングセンターや住宅、医療施設などが整備されるということです。