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傲慢と怠慢だと、嘉手納町が相次ぐトラブルに怒り心頭です。

9月、嘉手納基地所属の航空機などのトラブルが相次いでいることを受け、29日、嘉手納町議会はトラブルの原因究明や再発防止策の公表を求める意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。

田仲康栄町議会議員は「最近もひどく、米軍の航空機の運用野放しによって、町民の生命、安全、静かな夜さえ破壊されている。到底許すことはできない」と訴えました。

8月から9月にかけて、嘉手納基地では戦闘機の燃料漏れや緊急着陸、部品落下事故などが発生。9月19日には、基地内の不要弾処分で爆発音が発生し、町民へ不安を与えるなど、基地をめぐるトラブルが多発しています。

これらを受けて嘉手納町では29日の定例議会で、戦闘機の安全管理の徹底と再発防止策の公表、また、事故発生時の通報迅速化の徹底を求めた意見書と抗議決議を全会一致で可決しました。

意見書や抗議決議は、来週にも沖縄防衛局や嘉手納基地第18航空団司令官に手渡す予定です。