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県出身で福島県南会津の知念みなみさんはQABの取材に対して、「最初ゆるい揺れだったんですけど,それが急に大きな揺れになってけっこう長かったですね。そのあとに携帯がパンクしてしまってぜんぜん通話が出来ない状況になり,メールが(後から)たくさん入ってきたり電話が全然使えなかったりで」と地震当時の恐怖を話しました。

知念さんの住む地域は津波などの被害は受けませんでしたが刻々と大きくなる被害状況について、「ちょっとびっくりしましたね、ちょっと動揺してしまったっていうか、何があったんだろうていう感じで」と話しました。

地震発生以降、県では、各地の県人会と連絡をとって県出身者の安否確認を進めていますが県がすべての県人会の連絡先を把握しているわけではなく確認は難航しています。

県交流推進課によりますと、全ての都道府県の県人会の連絡先を把握しているわけではないものの現在、北海道や新潟、千葉県など28の県人会とは連絡が取れ、会員からの被害報告は無いということです。

しかし、甚大な被害を受けている宮城県を含め3つの県人会についてはまだ連絡が取れていません。各県人会とも、会員全員の安否を確認できたわけではなく県でもその他のルートで確認を取る方法が無いことから県出身者の安否確認は難航しています。