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泡瀬干潟の土地利用計画の見直しを検討している調査委員会は3日、スポーツコンベンションシティーとしての計画をほぼまとめました。

この委員会は、沖縄市の土地利用計画が那覇地裁で「経済的合理性がない」と否定される判決が出たことを受け、市が計画を見直すために2009年5月に設置したものです。

3日の委員会では沖縄市と業者が案を提示。それによりますと土地利用はスポーツコンベンションシティーをコンセプトに、イベント施設のほかスポーツと医療や健康、リハビリなどの拠点施設形成を目指すとしています。

ホテルなどの施設も含めた総投資額は1050億円で、雇用は2800人、波及効果は320億円と算出しています。しかし、案には栽培漁業センターなども含まれ、委員から「コンセプトとは違和感がある」などの意見や、取り付け道路を埋め立てから橋梁方式に変更を求める意見が出されました。

沖縄市はこれらの意見を盛り込むかどうか調整した上で、3月中に「市の案」として県と国に提出する方針です。