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ヨーロッパの名作が沖縄のアーティストたちの手によって、新たに舞台や映画で披露されることになりました。

16日午前、県内の政財界がつくる『オペラ公演を支援する会』が記者会見で明らかにしたのは、世界遺産にもなっている首里城を舞台に11月3日に行うという野外オペラ。首里城を文化の拠点にし、こうしたイベントを沖縄の観光資源としても生かそうというものです。演目はモーツアルトの「魔笛」で、指揮者や舞台監督などには海外で活躍する一流のスタッフも名を連ねています。

会見で『支援する会』の奥キヌ子実行委員長は「復元された首里城を、かつての姿をとどめる先人からの遺産ではなく、新たな価値と創造を付加した場として現在と未来の沖縄県民の誇りにしたいと願っている」と語りました。

一方、16日午後には映画の中江裕司監督が記者会見。「ナビイの恋」や「ホテルハイビスカス」で知られる中江監督が取り組む新作はシェイクスピア。妖精と人間とが入り乱れて恋の騒動を演じる名作「真夏の世の夢」で、中江版では舞台を沖縄の架空の島に移して物語が展開します。

会見で中江監督は「人間と妖精が共存して生きていく世界というのが描かれている。もしこれを現代で撮るとしたら沖縄でしか撮れないだろう。特に沖縄の離島でしか撮れないと思った」と述べました。

撮影は伊是名島で2008年夏スタート。中心人物の妖精役は一般公募で選ばれます。