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アメリカ軍は26日、嘉手納基地でのパラシュート降下訓練を予告通り強行しました。99年以来の訓練実施に、嘉手納町などが反発を強めています。

訓練実施に抗議し中止をもとめる要請は26日朝も相次ぎ、県の府本基地防災統括官や周辺自治体の長でつくる三連協などが嘉手納基地司令官をたずねました。抗議の中で三連協はパラシュート訓練の恒常化を追求しましたが、アメリカ軍側はきょう限りであるとは明言しなかったということです。

一方、県内の市民団体は戦闘機の離着陸が繰り返される嘉手納基地にむかって怒りの声をあげました。しかし、午後一時にアメリカ軍はパラシュート降下訓練を強行しました。

嘉手納町議会の田仲議員は「住民の声を無視するように訓練を強行する米軍に対し、腹の底から怒りがわいて仕方ない。議会としても、こういうやり方でパラシュート降下訓練が強行されるのは絶対許す訳にいかない。改めて日米両政府に怒りの声を届けたい」と語っていました。