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新しいアメリカ総領事の発言です。日米が合意した普天間基地の辺野古沿岸案に対して県が出したキャンプシュワブへの暫定ヘリポート建設案について、ケビン・メア新総領事は明確に否定しました。

これは、きょうの就任記者会見でケビン・メアアメリカ総領事が答えたものです。

ケビン・メア新在沖米国総領事「無理です」「知事が提案したヘリポートは数百メートルだけ。滑走路もない」「使えるものになりません、はっきり言うと」

メア総領事は、普天間基地の機能を維持するために1600メートルの滑走路とオーバーランが必要で、暫定的というのも何年使えるのかわからないと述べ、県の案を否定しました。

また、『海兵隊8000人のグアムへの移転』や『嘉手納基地より南の基地の返還』という負担軽減策は普天間基地の辺野古沿岸部への移設が条件と強調し、これらの再編計画について「交渉する時期は終わった」とも述べ、日米で合意した計画を着実に進めたいとの考えを示しました。