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名護市辺野古の新基地建設で、政府が大浦湾側への土砂の投入を始める方針であることを受け、玉城知事は23日、工事が埋立申請書の内容に沿ったものかどうか注視していくとしました。

共同通信によりますと、政府は11月中にも大浦湾側に土砂の投入を始める方向で調整しているということです。防衛省の発表では、今月20日の日米両政府による日米合同委員会で大浦湾側の埋め立てが承認されています。

玉城知事「工事が埋立申請書の内容に沿ったものかどうか、あるいは環境やその工事による影響などが生じないかということは引き続きしっかりと注視をしていきたいと思いますし、また、そのような状況が生じたらそれは当然行政指導するという対象として我々もしっかりと確認していきたいというふうに思います」

一方、小泉防衛大臣は22日、大浦湾側の土砂の投入について、「今後の作業の見通しについて工事の進捗や気象・海象状況などを踏まえて適切に判断していくもの」と話し、工事を着実に進めていく考えを示しています。