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戦後、アメリカ軍基地が沖縄に集中してできた歴史について理解を深めようと県内外の高校生たちが共同学習を行いました。

この事業は、県内外の若者たちに沖縄に基地が形成された歴史的背景を学び理解を深めてもらおうと県が行っているものです。

愛知県から修学旅行で訪れた栄徳高校と嘉手納高校の生徒合わせて17人が10月30日共同学習を行いました。生徒たちは、嘉手納基地周辺などを視察しながら住民の暮らしや戦後の歴史についてガイドから説明を受けました。

修学旅行生はガイドの説明中に何度も飛び交うアメリカ軍機の騒音に驚いていた様子で、その後のディスカッションではフィールドワークで得た学びをメンバーで共有していました。

栄徳高校2年森悠仁さん「来てびっくりして、うるさいって思うことが多かったんですけど、実際に高校生は慣れてしまっていることに驚きました」

嘉手納高校3年比嘉ひなたさん「沖縄にずっといるから基地があるのが当たり前と思っていたけど、名古屋には基地がないからびっくりしました。全国にあると思っていて」

県は11月にも、同様の共同学習を普天間基地周辺で行うということです。