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経済に関するニュースを分かりやすくコンパクトにお伝えするビジネスキャッチーです。はじめは7月の家計調査についてです。

県統計課のまとめによりますと7月の県内の二人以上の世帯の消費支出は、1世帯あたり23万2661円で、前年同月比で実質16.8%減少しました。減少は2か月連続です。全国平均をおよそ7万3千円下回っています。

費目別に見ると「光熱・水道」や「保健医療」は増加が見られた一方で「交通・通信」や「教養娯楽」「住居」など8つの項目で支出が減少し、全体を押し下げました。特に「交通・通信」の減少幅が大きくなっています。

また、勤労者世帯では消費支出が23万7783円と、前の年の同じ月と比べて実質19.5%の減少となりました。全国平均よりおよそ10万円少ない水準です。

エンゲル係数は二人以上の世帯で31.9%と前年より5.3ポイント上昇していて、食費の負担が増している実態が浮き彫りとなりました。