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「10・10空襲」や沖縄戦などで犠牲となった那覇市出身者を追悼する式典が行われました。

那覇市の旭ヶ丘公園内にある「なぐやけの碑」には、「10・10空襲」や沖縄戦など先の大戦で亡くなった那覇市出身者およそ2万8000人の名簿が収められています。式典には、戦没者遺族や那覇市の関係者およそ220人が参列し、戦没者に黙とうを捧げました。

那覇市連合遺族会の瑞慶山良祐会長は「再び戦争が繰り返すことのないよう平和の尊さを共有したい」と追悼の言葉を述べました。

そして、寄宮中学校3年の城間奏乃さんが、メッセージを読み上げ「戦争体験者が減少していく現代戦後生まれを戦前生まれにさせないよう、私たちはこの平和な心をこれからも忘れてはなりません」と平和の大切さを訴えました。

参列者は、設置された献花台にむかい静かに手を合わせていました。