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9月15日は敬老の日です。那覇市では、市長が長寿にあやかろうと2人の新100歳の自宅を訪問しました。

ハワイアンフラの装いで知念那覇市長を出迎えたのは、2026年1月に100歳を迎える上原史子さん。白梅第二高等女学校を卒業し、先の大戦で家族全員が亡くなり1人だけ生き残りました。

上原史子さんは「当時は、一人生き残るよりはみんな一緒に死んだほうがよかったという後悔もありましたけど、こうして100歳迎えるまでになって今はすごく楽しいです」と話しました。

腰を痛め60代からリハビリ目的で始めたハワイアンフラは、半世紀続けています。市長から記念品と賞状を手渡された上原さんは、お礼にとピアノを披露しました。長寿の秘訣は、体を動かし、多くの趣味を持つことなんだそうです。

市長が、次に向かったのは、7月に100歳を迎えた波平トミ子さんのご自宅。今も1人暮らしを続け、毎回、自分で食事を準備するトミ子さんの大好物は、ゴーヤーやナーベーラの料理だそうです。

知念市長は「苦難ある人生を笑顔で吹き飛ばし、いろいろなことにチャレンジしている姿に刺激を受けた。市でも地域で見守り地域づくりに努めていきたい」と話しました。