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裁判は即日結審し、検察は、懲役2年を求刑しました。

2025年5月、那覇市の国道で酒を飲んだ状態で車を運転し、衝突事故を起こし4人に重軽傷を負わせたうえ、車を置き立ち去ったなどの罪に問われた、アメリカ兵の男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますとアメリカ海兵隊キャンプハンセン所属の上等兵、アイヴァン・ガルシアマルティネス被告(20)は、2025年5月、那覇市の国道58号で酒を飲んだ状態で乗用車を運転し、子ども2人を含む4人に重軽傷を負わせたうえ、車を放置して現場から立ち去ったとして過失運転致傷とひき逃げなどの罪に問われています。

2025年7月16日に那覇地裁で開かれた初公判でガルシアマルティネス被告は、起訴内容を認めました。

検察は、「被告人の一方的過失による事故」としたうえで「朝方まで飲酒をするなど運転の経緯に酌量の余地はなく過失は大きい」として懲役2年を求刑しました。一方、弁護側は、被害者に対して反省を述べ、車の修理代について支払いを終えていることなどから執行猶予付きの判決を求めました。

裁判は、即日結審し、判決は2025年8月19日に言い渡されます。