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厳しい暑さが続く中、県内では先週、熱中症の疑いで2人が死亡しました。こまめな水分補給など、県が注意を呼びかけています。
消防庁などによりますと、先月23日から29日にかけて、熱中症の疑いで県内で救急搬送された人の数は118人で、このうち2人の死亡が確認されました。死亡したのは60代と70代の男性で、先月26日までに合わせて5人の男性が熱中症の疑いで亡くなっています。
また、今年5月から先月29日までに熱中症の疑いで救急搬送された人の数は520人にのぼっていて、去年の同じ時期と比べ1.5倍に増えています。
県ではのどが乾いていなくてもこまめな水分補給をすることや、屋外では帽子や日傘などで日射しを避け、屋内ではエアコンや扇風機を使用するなど、熱中症にならないよう注意を呼びかけています。さらに、意識がはっきりしない時や自力で水分摂取できない時は、状況に応じて救急車を呼んで欲しいとしています。