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大麻やコカインなどの違法薬物や覚せい剤などの危険性について学ぶ研修会が那覇市で開かれました。この研修会には九州厚生局沖縄麻薬取締支所の麻薬取締官を講師に招き、県薬物乱用防止協会那覇市支部の会員およそ30人が参加しました。
麻薬取締官によりますと、沖縄県が1万人あたりの薬物事犯検挙者数は全国ワースト3位(2022年)、大麻事犯の検挙数が全国ワースト1で、沖縄では薬物事犯の検挙比率で全国と比較して全体の7割が大麻だということです。また、幻覚作用があり自傷行為におよぶ危険性がある大麻については20代の検挙が増える傾向で、好奇心やSNSなどで簡単に手に入ってしまう実態などを説明しました。
麻薬取締官は、知人に薬物を誘われても断る勇気を持つことが大切だと訴えていました。