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子どもたちに国頭村の豊かな自然と水産業への理解を深めてほしいと30日、地元の漁師から魚のさばき方を学ぶ体験会がありました。国頭村の安田漁港で行われた魚さばき体験に参加したのは村内の3つの小学校の児童およそ20人です。
2025年で30回目を迎えるこの体験会は国頭漁協東海支部が主催しました。子どもたちはシビマグロやメアジなどを手に取ると、包丁を使い丁寧にウロコを取るなど慣れた手つきで魚をさばいでいました。子どもたちは「小さいときからやっていた」や「(さばくのが)けっこう難しかった」と話していました。体験会の最後にはとれたてのマグロの刺身が提供され、子どもたちはおいしそうに味わっていました。そして「いつも食べてる刺身より柔らかい」や「おいしいです」などと話していました。
国頭漁協東海支部の宮城康広支部長は「(子どもたちは)年々上手になっているので安心して自分たちも見られました。(魚の)内臓やうろこを取る作業を通して生き物と食べ物のありがたさを伝えれたらと思います」と話します。
主催した団体は今後も子どもたちを対象とした体験会を開催していきたいとしています。