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辺野古新基地建設に伴う自然環境の保全対策などを考える環境監視等委員会で、防衛局は大浦湾側の海で工事が影響した可能性のある濁りが発生したと報告しました。

沖縄防衛局の報告によりますと、地盤改良が行われている大浦湾側で2025年2月17日、3月7日、4月11日に工事が影響した可能性があると判断された基準値を超える海水の濁りが発生しました。工事を中断し、くい打ちの本数を一時減らすなどの対策を講じたところ、濁りは解消されたということです。工事による基準値越えの濁りの報告は2018年ごろにもあり、それ以降初めてです。

委員会からの指導や助言はなかったものの「今後さらに濁りを発生させないような努力をしてほしい」という意見が出ました。

また、2025年4月28日には作業船の底が小型サンゴ類に接触し、一部が損傷していたこともわかりました。委員からは「再発防止策を繰り返し周知徹底すること」という指導・助言がでたということです。