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8日昼前、宮古島市のビーチで観光客や遊泳客の目の前に現れたのは、十数頭のイルカたちでした。波間で見え隠れする多くの背ビレ。8日正午ごろ宮古島市の与那覇前浜のビーチに群れで泳ぐ十数頭のイルカが現れました。

浜辺は、観光客や地元の人たちが突然の珍客に、釘付けスマートフォンなどで、写真や動画を撮影していました。ジェットスキーの男性は「泳ぐのが速く、人慣れしていない感じだった。近づこうとすると逃げていった」と話していました。

近くではたらく人は「俺、人生で初めてでイルカを見たのが。めっちゃ今興奮しています。」と話し、観光客は、「シャチ?サメ?かなみたいな。みんなイルカって言っているからイルカなんだと思いました!うれしいです。よかったです。8日が最終日なんで見れてよかったです」と話していました。

沖縄美ら海水族館のイルカの飼育担当者によりますと、イルカは頭の形状からシワハイルカだとみられるということです。

シワハイルカは、沖縄近海で最もよくみられるイルカの種類のひとつで、歯に細かいシワがあることから「シワハ」と名づけられました。沖縄美ら海水族館は、「野生の生き物なので、突然危険な行動をとる恐れもある。なるべく遠くから観察し、そっと見守ってほしい」と話していました。

ビーチを賑わせたイルカたち、9日は、姿がなく海岸から離れていったとみられます。