キングスの未来 崎濱秀斗選手

日本代表活動による中断からBリーグが再開し、琉球ゴールデンキングスは同じ地区の強豪・島根に連勝しました。その中で県出身の崎濱秀斗選手は、この2試合でも先発を任されるなど存在感を高めています。

そんな崎濱選手に現在、そしてこれからへの思いを聞きました。

「崎濱の前に道ができた。琉球の未来、崎濱秀斗!!」

去年3月、シーズン途中にキングスに加入した県出身の崎濱秀斗選手。選手層が厚くなった今年のキングスの中でも、出場時間を徐々に伸ばしていて、ここ最近では先発を任されています。選手として順調に成長しているように見えますが、しかし、本人は現状に全く満足はしていません。

崎濱秀斗選手「10点満点中、オフェンスだと3点。デイフェンスだと6~7点かなと思います。それくぐらい、自分のなかではまだまだ、いいパフォーマンスをができてないと思いますし、勝利に貢献でいきてるかと言われればできてない」

弱冠20歳のルーキーにも関わらず厳しい言葉ばかりですが、キングスの一番の強みでもあるデイフェンスには手応えも感じているといいます。

崎濱秀斗選手「自分のポジションの中でも、個人的にも少しだけ体が大きいほう。フィジカルの部分があると思っているので、相手選手から嫌がられるデイフェンダーには自分のなかでなってきてる感触がある。」「デイフェンスのチームだと思ってるんで、琉球ゴールデンキングスは。そこで自分がどれだけデイフェンスの強度を上げれるかが、大切になってくると思うので、そこはだいぶ意識しています」

デイフェンスでは自分の強みを出せている一方で、オフェンス面、特に得点ではまだまだチームに貢献できていないといいます。高校バスケの強豪・福岡第一時代は、得点力を発揮して全国制覇も果たした崎濱選手。去年のBリーグでの1試合あたりの平均得点は3.0。それに比べ、今シーズンは1.8。去年を下回っています。

それでも桶谷ヘッドコーチはデイフェンスだけではなく、オフェンス面でも期待しているといいます。

桶谷ヘッドコーチ「キングスでペイントタッチができる選手、何人か上げてくださいと言われたら、秀斗はそのスペシャリストだと思っているので、それが彼の役割でもあるので」

ペイントタッチとは、ゴール下にある長方形のペイントエリアと呼ばれる部分へ、ドリブルなどで侵入していくプレーのことです。ゴール近くでシュートが打て、得点効率が上がる。相手のマークがズレてパスコースが広がる。ファールをもらう機会が増えるなど、多くのメリットがあるバスケットの中で重要なプレーの一つです。最近の崎濱選手の得点の多くが、自慢のスピードでペイントエリアへ侵入して決めるゴールです。

桶谷ヘッドコーチにペイントタッチのスペシャリストとまで言わしめる崎濱選手ですが、まだまだ成長していきたいと考えています。

崎濱秀斗選手「いい試合はいいいんですけど、それが継続的にできていないので、それができていない時にオフェンスの停滞があるので、そこが自分の今の課題かなと。そこはスキルの部分もあるので、そこはひたすら練習して少しずつ磨いていこうと思っています」

これからCSにむけて厳しい戦いが続くキングス。崎濱選手は途中加入だった昨シーズンとは全く違う思いで残りの試合を戦っていく覚悟です。

崎濱秀斗選手「去年はシーズン最終版で入団させてもらって、なかなか入り込めなかったところがあって、どちらかというとお客さんみたいな感じになって、でも今年は自覚と責任、そしてプロとしての責任が少し芽生えてきたと思う。自分が勝利のカギ握っていると自覚していて、自分に、なかでもしっかり責任をもって、しっかりパフォーマンスしていかないと思ってます」

崎濱選手の活躍もあり、島根との試合は連勝したキングスですが、これから上位チームとの負けられない戦いが続いていきます。

あさってはホームで、天皇杯では悔しい負けを喫した三河と対戦、さらに、今週末にはリーグ全体1位の長崎と連戦です。声援で選手たちの後押しをしていきましょう!