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おしまいはこちらの家計調査です。節約の波が学生を支える「仕送り」にも表れています。県がまとめた2月の家計調査が発表され、家庭で1カ月にどれぐらいの支出があったかを示す「消費支出」は4カ月連続の減少です。

県の統計課がまとめた2月の家計調査によりますと2人以上の世帯が消費に使った金額は1世帯あたり19万9613円で、物価の変動を除いた「実質」では前の年と比べて9.6%減少しました。

内訳をみると、家賃などが該当する「住居」についての消費が前の年の2倍に迫るなど大幅に増えましたが、仕送り金をはじめとする「その他の消費支出」や電気代などの「光熱・水道」といった7項目での減少が影響し、全体では4カ月連続のマイナスとなりました。

県統計課によりますと2月は特に「仕送り金」の減少が著しく、その要因として世帯の実収入が減ったことや学生の県外に進学する動きが弱まったことを挙げています。

また2人以上の世帯うち働く人がいる世帯の消費支出は1世帯あたり22万5589円で前の年と比べて実質6.0%減りました。

このところスーパーなどに買い物に行く度に、いろんなものが値上がりしているなぁと実感するのですが、そのしわ寄せが仕送りなどにきているというのは心痛いですね。