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インフルエンザの猛威が続いているため、沖縄県は県内全域に「インフルエンザ警報」を3週連続で継続して注意を呼びかけています。気温差が大きい日がありますので、体調に気をつけて過ごすようにしてください。

沖縄県によりますと、2月4日までの1週間に県内54カ所の定点医療機関で確認された患者が2214人にのぼりました。定点あたり41.00人となっていて、前の週と比べて3割り近く増加しています。県内全域に出されている「インフルエンザ警報」は3週連続で継続されています。

インフルエンザにかかった患者を年齢別に見ると5歳から9歳までが33.1%を占めて最も多く、次いで10歳から14歳までが24.9%と子どもを中心に流行しています。ウイルスの型別割合は2024年に入って「B型」が増加傾向にあり、全体の7割を超えています。

インフルエンザの感染拡大によって1月29日から2月3日まで6日間に幼稚園、小・中・高校では「休校」が2カ所で起きたほか、13カ所で「学年閉鎖」になり、78カ所で「学級閉鎖」となっています。

県が手洗いやマスクの着用、予防接種を受けるなど対策の徹底を呼びかけています。