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飛行機内のアナウンスなどで観光客らに向けて注意喚起を行い、水難事故防止に貢献したとして、県警と海保がこのほど、航空会社に感謝状を贈呈しました。感謝状の贈呈を受けたのは全日本空輸、日本航空、日本トランスオーシャン航空です。

航空3社は、海や川に入る機会の増える7月から10月にかけて、那覇や県内の離島に向かう飛行機内でアナウンスや機内誌とパンフレットなどでライフジャケットの着用などを呼びかけて水難事故防止に貢献しました。

機内で水難事故への注意を喚起するのは国内初の取り組みで、県警本部と第十一管区海上保安本部の本部長が取り組みへの感謝を伝えました。

日本トランスオーシャン航空・野口望社長「我々が代表して(取り組みへの)機会をいただけたことによって(水難事故防止への)安全意識がもっと周りに広がっていけたらいいと思っております」

県内で去年7月から10月末までに発生した水難事故は44件で、前の年の同じ時期よりも8件減少しています。