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こんばんは。「沖縄振興にまい進していきたい」と答えました。2023年9月発足した、第2次岸田再改造内閣で就任した沖縄担当大臣が、初めて沖縄を訪問しました。

自見はなこ沖縄担当大臣は2023年9月発足した、第2次岸田再改造内閣で就任し、9月27日から沖縄を訪問していました。

自見大臣は、糸満市の平和祈念公園を訪れ沖縄戦で亡くなった人の遺骨を納めた国立戦没者墓苑で献花し、24万人あまりが刻銘されている平和の礎を視察。その後、首里城公園に移動し担当者から火災の影響で損害を受けた大龍柱や2026年の完成をめざしている正殿工事の進捗状況などの説明を受けました。

自見はなこ沖縄担当大臣は「沖縄の魅力を観光もそうですし沖縄の皆さまの心の非常に重要な場所がまさに首里城だと思いますので、私たちも復元に向けてしっかりと支援してまいりたいと改めて強く思いました」と述べました。

訪問2日目となった2023年9月28日は朝から県庁で玉城知事と初めての面談を行いました。玉城知事は、2024年度の沖縄振興予算の確保や物価高騰などへの対応、辺野古への基地建設断念など、18項目を盛り込んだ要望書を手渡しました。

自見はなこ沖縄担当大臣は「沖縄県には米軍基地が多く集中しておりまして、県民の皆様にとってこれが大変大きな負担となっていることから引き続き軽減するということが重要な課題であるということは認識をしてございます」と述べました。

自見大臣は、基地問題に対しこのように述べた上で、「沖縄振興にまい進していきたい」と答えました。

9月28日午後には、宜野湾市役所を訪れ、松川市長から普天間基地について説明を受けました。松川宜野湾市長は自見大臣に「ヘリが来ると(住宅)密集地・低空で入ってくるものですから。110デシベルを超える騒音です」と伝えました。

松川市長は、辺野古新基地建設について「それしか選択肢がない。容認せざるを得ない」と立場を説明しました。

沖縄での日程を終えた自見大臣は、「今後も地元の皆さんの意見をちょうだいしながら沖縄の振興に尽くしていきたい」と述べました。

自見沖縄担当大臣が就任後初の沖縄訪問