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那覇市が所有する土地の権利を巡り議長室で現金を受け取ったとされる問題で当時、議長だった市議が会見を開き、現金は受け取っていないと説明し、今後も議員を続けていくことを明らかにしました。

久高友弘前市議会議長は「ご迷惑とご心配をおかけしました、本当に申し訳ございませんでした」と述べました。

7月28日会見を開いた那覇市議会の久高友弘市議によりますと議長を務めていた2021年、市が管理する土地について所有権を訴える女性が返還された際に購入を希望している会社代表との間で金銭の授受を行う際に議長室を使用することを容認しました。

久高市議は、「反省の限りであり、不徳のいたすところである」と謝罪しました。

一方、会社代表から5000万円を受け取った疑惑がもたれていることについて、現金は、全額女性が会社代表から借りたものだと否定しました。久高友弘市議は「金銭を私が受領したことは一切ありません」と述べました。そのうえで議長室での受け渡しは、急遽決まったもので、会社代表が提案したものだと説明しました。

この問題を巡って、会社代表はQABの取材に対して市議から金を要求されたなどと話してますが、市議は、今後も議員活動を続けていくとしています。