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玉城知事は改めて基本的な感染防止対策の徹底を呼びかけました。県内で新型コロナの感染拡大で医療の提供体制が悪化していることをうけて、県はきょう、高齢者や基礎疾患のある感染者を一時的に受け入れるケアステーションを稼働したと発表しました。

県によりますと、2023年6月12日からの1週間で県内54カ所の定点医療機関から報告された新型コロナへの感染が確認されたのは1552人で、その前の週よりおよそ1.5倍増加しています。

全数把握に換算すると1日あたり1000人以上に当たります。

こうした状況を受け、玉城知事は6月26日、会見を開き、「感染者ケアステーション」の稼働を発表し、設置の目的をについて「救急医療機関がより重症な患者に対応可能な体制を維持するため」などと説明しています。

医療機関への負担も増していて、県は6月26日、八重山地区の医療フェーズを4から5に引き上げ、県立八重山病院では院内への感染拡大防止を強化のため、入院中の患者との面会を禁止にしました。

玉城知事は会見で、「医療や介護の現場で、県民の命を守るために奮闘してくださっている方々がいることに思いをよせ、感染対策の継続および救急医療提供体制の維持にご理解ご協力賜りますようよろしくお願いいたします」と述べました。

そして玉城知事は基本的な感染防止対策の徹底について改めて県民に呼びかけました。