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障害者の雇用拡大を求めて、特別支援学校に通う生徒たちや教育委員会などが経済団体に要請しました。

沖縄県内の企業が雇用する障害者は2021年6月時点で5167人と過去最高で全国2位となっている一方、求められている人数に達していないなど、雇用義務を果たせていない企業は424社にのぼっていてそのうち、257社は障害者の雇用が0人となっています。

職を求めてハローワークに登録している障害者は県内に6200人いて、特別支援学校に通う生徒たちがさらなる障害者の雇用拡大や環境整備の必要性を訴えました。

那覇みらい支援学校高等部・宮里聖矢さん「企業のみなさま、私たちは前向きな気持ちがいっぱいです、私たちが卒業後、社会に貢献している実感を得られるようチャンスを広げてくださいますよう、心よりお願いいたします」要請を受けた県経営者協会の金城克也会長は「これまで以上に官民一丸となって取り組むことが重要。周知啓発に努めていきたい」と話していました。