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深刻な水の汚染を引き起こしている有機フッ素化合物の問題について沖縄県や関係する市と町の代表らがアメリカ軍基地内の立ち入り調査を要請しました。

基地周辺の湧き水などから、人体に有害な影響を及ぼすことが指摘されているPFOSやPFOAといった有機フッ素化合物が高濃度で検出されている問題で、県と関係市町の代表らが防衛局に、基地内への立ち入り調査を早急に実現するよう求めました。

照屋副知事は「多くの県民が不安を感じています。県及び関係市町村では、その汚染源は米軍基地内である蓋然性が高いと考えています」と述べました。

対応した防衛局の小野功雄局長は「アメリア軍とPFOSなどの検出の因果関係について申し上げることは困難」と述べました。

県によりますと在沖米軍のマイケル・ワイズ大佐は「PFOSは世界的な問題だが、調査のための立ち入りについて権限を持っていない」として、日米合同委員会で対応が決められると答えたということです。