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政府が世界自然遺産に推薦している「沖縄・奄美」について、ユネスコの諮問機関が登録は妥当とする勧告を出しました。

政府は「奄美大島、徳之島沖縄島北部及び西表島」について、イリオモテヤマネコやアマミノクロウサギなど希少な固有種が生息し、生物多様性の保全上重要だとして「世界自然遺産」に推薦していました。

ユネスコの諮問機関IUCNは10日、この地域の世界自然遺産への登録が妥当だとする評価結果を勧告しました。7月に開催されるユネスコの委員会で正式に登録される見通しです。

玉城知事は「本島北部のやんばる地域と、西表島の生物多様性が国際的にも貴重であることが認められ、この自然環境を保全することが沖縄県の使命であることを重く受け止めています」と話しています。

街では「1人の沖縄県民としてこのニュースは喜ばしいことかなと考えている」「きれいなままずっと素敵な場所として残していってほしい」と話していました。国内では知床、白神山地、屋久島、小笠原諸島が登録されていてこれで5例目となります。

「沖縄・奄美」世界自然遺産に登録へ