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新型コロナウイルスの感染対策から約2カ月ぶりです。玉城知事は17日県外への渡航自粛を全て解除すると発表しました。

玉城知事は「国の方針や県の水際対策等の状況をふまえ、6月19日以降は国内の渡航自粛要請を解除することといたしました」と話していました。

玉城知事は県をまたぐ移動について東京や神奈川、福岡などまだ自粛要請が続いていた残り6つの自治体も19日に解除すると発表しました。これで、県をまたいだ渡航自粛の要請が2カ月ぶりに全面解除されることになります。

県は水際対策強化のため、那覇空港に旅行者専用の相談センターを19日設置して感染が疑われる観光客への対応を迅速化します。

玉城知事は「各種活動が再開していくという中にあって、県内での感染も当然懸念されることではありますが、感染予防対策の徹底ですとか水際対策の強化、医療提供体制の充実により、その第2波、第3波にはしっかりと対応したい対処したい」と話していました。

県では長期的な対策を講じるため、新型コロナ対策に関する条例を制定する方針で、17日から県民の意見を聞く「パブリックコメント」を始めていて、県議会の6月議会にはかることにしています。

17日も新型コロナの新たな感染者は確認されておらず、48日間、新規感染者ゼロが続いています。