コロナや辺野古など、県政の課題に取り組む県議会議員が所属する会派の枠組みが決まりました。

きょう県議会で開かれた各派調整会議。各会派の代表者などが集まり、今後の議会運営などについて議論されました。

玉城知事を支える与党がかろうじて過半数を維持する形となった県議選から10日。新たな県議会のスタートに向け、議会運営を大きく左右する会派とその顔ぶれが決まりました。

まずは玉城知事を支える与党会派。社民党や社大党の議員を中心に構成された沖縄平和ネットワーク。8人が所属し、与党最大会派となりました。

改選前から人数を1人増やし7人となった共産党県議団。引き続き玉城県政与党の中心を担います。

同じく7人で構成される「てぃーだネット」。メンバーのうち5人が新人。このうち初当選の30代、40代が3人含まれるなど注目されています。

与党系無所属議員で構成される「おきなわ」。所属議員の引退や別の会派への移動などで3人となりましたが、引き続き玉城知事を支えます。

一方の野党会派。今回の選挙で4つ議席を伸ばした自民党。推薦した候補や野党系無所属の議員も会派に加ったことで所属議員は19人に増え、県議会の最大会派になりました。2年後に控える知事選も念頭に置き、県議選の勢いそのままに攻勢を強めたい考えです。

このほか、新型コロナの影響で3人の擁立を断念し、改選前の4人から2人に人数を減らした公明党。そして改選前と変わらず2人で構成される無所属の会。引き続き、自民党と協力していく方針です。

県議会は今月30日から6月定例会が始まる予定で、初日には正副議長が選出されます。議長は与党最大会派から選出されるのが慣例で、今回は「沖縄平和ネットワーク」から選ばれるものとみられます。

議長をのぞくと玉城知事を支える与党と野党中立の議席の差はわずかに1つ。与野党の議席数が拮抗する中、安定した県政運営のために玉城知事はこれまで以上に議会に対し丁寧な説明や対応が求められます。